欧米人はWhat 日本人はWhere
先日、日本の代理店顧客・僕(日本法人)・ドイツ本社 の三者が参加する電話会議がありました。僕の役目は日本語英語の通訳です。
最初に出席者全員が自己紹介をしたのですが、ある事に気が付きました。
ドイツ人はこう言います。
大学では〇〇を学んだ。その後インターンで△△業務を2年、プロジェクトマネジメントを5年、◇◇のプロダクトマネージャーを6年...
日本の代理店顧客はこうでした。
△△大学出身、専門は〇〇。◇◇会社で5年働き、××会社に転職し今6年経過。
おわかりでしょうか。ドイツ人は「何をしたか」を話し「どこにいたか」は話しませんでした。対して日本の代理店顧客は「どの会社にいたか」を話し「どんなことをしたか」は話しませんでした。僕はというと、両方話しました。ついでに趣味(献血とランニング)の話も。
この傾向、振り返るとほぼ同じです。ドイツ人のBehaviourはほぼ他の欧米人にもあてはまる。
今月から僕は起業しましたが、Whereはどうでも良くWhatを提供できるか、が問われます。欧米人日本人のものの考え方、組織に対する依存度を表わしているな、と改めて思いました。