1年前の159kmラン
1年前はこんな↓のを走っていました。
いつの日かまた走りたい。
会社から家まで走って帰りたい
ランナーならだれでも抱くこのささやかな希望を26年目でようやく達成しました。
宇都宮から東京へ新幹線通勤すること26年。
3回の転職で勤務地はお茶の水→天王洲→赤坂→丸の内へと変わり、乗車総距離は地球35周相当。2社目にいた頃、天王洲→大宮・大宮→間々田・間々田→宇都宮、と3日に分けて走破した事はあったものの「一気に」は未体験。でも、一人で走るのもしんどいだろうなあ、と考えてたところに、ありました。
八王子から日光まで159kmを走る日光千人同心街道ジャーニーラン。
何がおもしろくて徹夜で走るんだろう。妻や娘にはからっきし理解されない僕のこの奇行。そりゃそうです。普段は公私ともに無駄な事が嫌いな僕なのに、リソースを思い切り割いて彼女らからしたら訳のわからん事をする。でも、この矛盾がやめられないのよね。
初体験ではいろんな事に遭遇します。
街道を走るので、コンビニなどでお会いした初見の人から話しかけられます。顛末を話すと、「カッコいい!」「何を目指してるんですか」などいろいろなリアクション。
これまでのGPSウォッチは10時間で切れるのでゴールまで電池が持つよう、最強の?ガーミン945を装着して臨みました!... が24時間辺りで事前のアラームなく電池切れ。ゴールが勝手知ったる日光だったので道に迷わずに済みましたが、後でコースマップを見るとだいぶ外れていたみたい。
それにしても159km30時間は果てしなく長かった。ゴールよりも家が近いので「このまま帰ってビール飲もう」の誘惑に何度も駆られましたが「途中でやめたら後悔するぞー」と良い子の僕が何度も何度もささやきかけてくれました。
どうしてこんなのを走るのかって?
毎年新しい事にチャレンジしたいのですよ。人生で初めて経験する事。過去ランニングの最長距離は129km。やれば出来るじゃないか俺、プラス30km更新。この調子で仕事もな(ボスの声)。
それにしてもひとっ風呂浴びてビールを飲んで爆睡した後の爽快感、すがすがしさは何なのか。走る前に考えていて心を蝕んでいた事がどこかに飛んで行ってしまいました。
これで2か月後のプラス51kmイベント(210km)の参加資格を後づけですがクリアしました。しかし、居眠りが多い今の僕の実力では、制限時間(39時間)内にゴールするのが厳しそう。
次の目標を見つけました。