日本の習慣

先日ドイツ本社からのビジターのお供をした時、日欧の"Cultural Buffer"を自負して働いている僕がしみじみ感じた事を。

欧米では平等、とまでは行かないまでも下にある立場が上に物言うケースはたくさんあるのに、日本では上下関係が厳しい、下は上になんにも言えない関係、が思いつくだけでこれだけあります。

① ビジネスでの買い手と売り手

Buyer が Vendor をナメるのは日本特有です。下請けを、乾いた雑巾を絞るが如くいじめ抜く、そんな意識を持った輩がまだ散見されます。欧米では買い手と売り手の関係は対等です。売り手として28年仕事をしてしみじみ感じるのは、欧米人は「我々売り手は買い手に価値を提供している。価値の正当な対価として金銭を得ている。」とのプライドを持っている、という事。

このギャップに困る事が、以前よりは減ったもののまだまだあり、説得はしますがいくら言ってもそれを理解して下さらない方とは残念ですが仕事をしません。

② 上司と部下

休暇中に上司から呼び出しを食らった事があります、外資系だったけどドメなメンタリティーを持った上司の部下だった時。

ドイツ人は休暇中の部下の仕事は大抵上司の責任ですし、日本で流行りのうつ病に部下がかかったら、上司は評価ガタ落ち。上司が帰るまで部下が帰らない、部下が休暇取得を上司に言い出しにくい、などという文化は欧米にはない。

➂ 親子

「子は親より後に生まれただけ」そんなニュアンスの事を今週一緒のドイツ人がボソッと言いました。子は親の言う事を聞くものだ、そんな考えもたぶんとても日本的です。

こうして考えると、日本は何かにつけてとても不平等な社会に思えてならない。指図するのでなく説得されてorして気持ちよく仕事をしたい、してもらいたいなぁ、と思ったのでした

理哉 藤野

2浪1留の末慶應義塾大学理工学部応用化学科卒業、一貫して外資系化学・医農動物薬受託企業日本法人でセールスエンジニアのキャリアを積む。

大学新卒で勤務した米系1社目、勤続18年余りで退職勧奨を受け、不本意ながら44歳で辞職。米系2社目に転職すると同時に「自身を磨き上げる」目的を行動に移す。ヘッドハントされて50歳から英系3社目に転職。販売困難な特殊技術を売る「最後の砦」のセールスエンジニアとして悪戦苦闘するも、2年後にポジションクローズを言い渡され(人生二度目の退職勧奨)、52歳の高齢で余儀なくされた転職活動を経て現在ドイツ系4社目に勤務。明確な目標を達成するため意欲的・刺激的な毎日を過ごす。

深く考える・読書・さまざまな自己啓発・趣味を通じて自身で構築したノウハウを礎に、3度の転職ですべて満足度と収入両方のアップを勝ち取る。1社目入社直後に受けたTOEICは430点。以後アウトプットを中心とした方法で「伝える英語」を習得、現在は業務英語を自在に操る。

宇都宮市の自宅から東京までの新幹線通勤歴27年、乗車総距離は地球40周に相当する。趣味は献血(339回)とランニング、フルマラソン完走31回(ベストタイム2時間58分31秒)。

千代田トーストマスターズ所属11年    

2022年ディストリクト76英語スピーチコンテストファイナリスト

国家資格キャリアコンサルタント

https://www.masafujino.com
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