肩たたきに対する建設的な対処法  ①落ち着いて対処する

僕が自身のビジネスで提供しているサービスは、「外資系に入るため」のキャリアコンサルティングや職務経歴書の添削作成です。

これはいわば、一部の人にとっては”憧れ”である外資系に入ってもらうためのお手伝いなのですが、同時に外資系企業は成果主義でとても厳しいです。「あなた、会社をやめて下さい」と突然言われる事もあります。

このような”肩たたき”にはどう対処すべきか。僕の2度の経験から導き出したTipsを5回に分けてご紹介します。

①落ち着いて対処する

最も良くないのは、取り乱す事です。泣きだす、わめく、土下座する。このような事をしてもあなたは今の組織に残れませんし、自信を貶めるだけです。肩を叩かれた事実を冷静に受け止め、安易な行動は慎みましょう。

そして相手は交渉のプロ、場合によっては弁護士も立ててきます。それに対してこちらは一個人。提案に対する回答を急かす、など相手はいろいろなテクニックを駆使して来るでしょうが、落ち着いて対処しましょう。

理哉 藤野

2浪1留の末慶應義塾大学理工学部応用化学科卒業、一貫して外資系化学・医農動物薬受託企業日本法人でセールスエンジニアのキャリアを積む。

大学新卒で勤務した米系1社目、勤続18年余りで退職勧奨を受け、不本意ながら44歳で辞職。米系2社目に転職すると同時に「自身を磨き上げる」目的を行動に移す。ヘッドハントされて50歳から英系3社目に転職。販売困難な特殊技術を売る「最後の砦」のセールスエンジニアとして悪戦苦闘するも、2年後にポジションクローズを言い渡され(人生二度目の退職勧奨)、52歳の高齢で余儀なくされた転職活動を経て現在ドイツ系4社目に勤務。明確な目標を達成するため意欲的・刺激的な毎日を過ごす。

深く考える・読書・さまざまな自己啓発・趣味を通じて自身で構築したノウハウを礎に、3度の転職ですべて満足度と収入両方のアップを勝ち取る。1社目入社直後に受けたTOEICは430点。以後アウトプットを中心とした方法で「伝える英語」を習得、現在は業務英語を自在に操る。

宇都宮市の自宅から東京までの新幹線通勤歴27年、乗車総距離は地球40周に相当する。趣味は献血(339回)とランニング、フルマラソン完走31回(ベストタイム2時間58分31秒)。

千代田トーストマスターズ所属11年    

2022年ディストリクト76英語スピーチコンテストファイナリスト

国家資格キャリアコンサルタント

https://www.masafujino.com
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