外資系の”お作法”

僕は先月5月で正社員としての勤務を終了しましたが、34年2か月の社会人生活をすべて外資系で過ごしました。

一貫して日本法人で日本の顧客を相手に仕事をした(今もしている)ので、いわば”Cultural Buffer“(僕の造語です)が僕の役目です。その仕事の体験を通して思うのが、以下のような事です。外資系に興味がある方、入りたい方、すぐにでも実践することを強くお勧めします。

  • 言いたい事は前向きに言う

何か意見がある時は、「こうすれば○○できる」と、前向きに言いましょう。日本人にありがちな「○○がないと△△できない」という言い方ではなく。

  • 意見と人格を切り離す

会議である人と意見が対立しても、その人の人格は否定しません。会議後のランチは一緒に食べますし、別の議題では意見が一致することも。日本人にありがちな「人格まで否定する」ことはしません。

  • 定量的に話す

数値や期限は定量的に話しましょう。例えば会議は開始終了時刻を決めて守る。日本には終了時間が決まっていない会議が散見されますが、僕は終了時刻には退席します。やるべき事は山積していますので。

続きはまたどこかで書きましょう。

理哉 藤野

2浪1留の末慶應義塾大学理工学部応用化学科卒業、一貫して外資系化学・医農動物薬受託企業日本法人でセールスエンジニアのキャリアを積む。

大学新卒で勤務した米系1社目、勤続18年余りで退職勧奨を受け、不本意ながら44歳で辞職。米系2社目に転職すると同時に「自身を磨き上げる」目的を行動に移す。ヘッドハントされて50歳から英系3社目に転職。販売困難な特殊技術を売る「最後の砦」のセールスエンジニアとして悪戦苦闘するも、2年後にポジションクローズを言い渡され(人生二度目の退職勧奨)、52歳の高齢で余儀なくされた転職活動を経て現在ドイツ系4社目に勤務。明確な目標を達成するため意欲的・刺激的な毎日を過ごす。

深く考える・読書・さまざまな自己啓発・趣味を通じて自身で構築したノウハウを礎に、3度の転職ですべて満足度と収入両方のアップを勝ち取る。1社目入社直後に受けたTOEICは430点。以後アウトプットを中心とした方法で「伝える英語」を習得、現在は業務英語を自在に操る。

宇都宮市の自宅から東京までの新幹線通勤歴27年、乗車総距離は地球40周に相当する。趣味は献血(339回)とランニング、フルマラソン完走31回(ベストタイム2時間58分31秒)。

千代田トーストマスターズ所属11年    

2022年ディストリクト76英語スピーチコンテストファイナリスト

国家資格キャリアコンサルタント

https://www.masafujino.com
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