職務経歴書は自己紹介

今週ドイツ人ボスとの定例電話会議に、新しくボスの部下になった女性が参加しました。

初対面なのでお互いに自己紹介。

彼女はこれまで別事業部でプロジェクトマネジメントを担当し、大学ではマーケティングを学んでいた、趣味はスキューバダイビング云々... 笑顔が素敵な人です。

僕もプロフィールを話したのですが、思い出すのは20年前、社会人になって15年目くらいでの同様の場面です。僕はこんな自己紹介をしました。

「〇〇大学を出て、△△の仕事をしています。趣味は××です。」

すると相手からこんな質問が。

「あなたは具体的にどんな仕事をしたのですか、何が得意ですか。」

...

答えに窮しました。

 

思い出せば、その質問を僕にした人の自己紹介はこんな感じ。

「20xx~20xxは〇〇の仕事。ハイライトの仕事は△△、自分のプロジェクトマネジメントスキルを生かし、会社に◇ドルの新規売上創出で貢献した。」

数値化されています。そして、得意な仕事が何なのかすぐにわかります。

この後すぐ、僕は自分の職務経歴書を書き直しました。モデルはこの人の自己紹介です。具体的に数値化して、自分のハイライト業績を強調して。

 

職務経歴書は精一杯自己紹介しましょう。

理哉 藤野

2浪1留の末慶應義塾大学理工学部応用化学科卒業、一貫して外資系化学・医農動物薬受託企業日本法人でセールスエンジニアのキャリアを積む。

大学新卒で勤務した米系1社目、勤続18年余りで退職勧奨を受け、不本意ながら44歳で辞職。米系2社目に転職すると同時に「自身を磨き上げる」目的を行動に移す。ヘッドハントされて50歳から英系3社目に転職。販売困難な特殊技術を売る「最後の砦」のセールスエンジニアとして悪戦苦闘するも、2年後にポジションクローズを言い渡され(人生二度目の退職勧奨)、52歳の高齢で余儀なくされた転職活動を経て現在ドイツ系4社目に勤務。明確な目標を達成するため意欲的・刺激的な毎日を過ごす。

深く考える・読書・さまざまな自己啓発・趣味を通じて自身で構築したノウハウを礎に、3度の転職ですべて満足度と収入両方のアップを勝ち取る。1社目入社直後に受けたTOEICは430点。以後アウトプットを中心とした方法で「伝える英語」を習得、現在は業務英語を自在に操る。

宇都宮市の自宅から東京までの新幹線通勤歴27年、乗車総距離は地球40周に相当する。趣味は献血(339回)とランニング、フルマラソン完走31回(ベストタイム2時間58分31秒)。

千代田トーストマスターズ所属11年    

2022年ディストリクト76英語スピーチコンテストファイナリスト

国家資格キャリアコンサルタント

https://www.masafujino.com
前へ
前へ

ランニング

次へ
次へ

外資系に役職定年はない