心構え - CEOに対するプレゼン

来月8月、初めてCEOに対するプレゼンの機会がありそうです。
こんな時は、以前同様の機会で培った経験が生きる。
僕が悩んで考えて行き着いた結論と感想です。

- プレゼン・スピーチはやっぱり場数を踏んでナンボ。間もなく3年になるトーストマスターズで積んだ経験は、昨日のために続けていたようなもの。一目見てわかるビジュアルエイドの作り方、声の出し方、ボディランゲージ、アイコンタクト、相槌の打ち方、など学びの集大成。おかげで自信を持ってこなせた、まったく緊張せずに。

- CEOともなれば、ググるとスピーチの動画を見られる。繰り返し使っている言葉、着用しているスーツやネクタイから推察される好みなどを事前に研究。これはどこかで教わったノウハウ。

- シンプルな事前の心構えが大切。Smile, Positive and Confidence. 昨日はこれで行こうと一週前に決め、寝言で言いそうなほど何度も復唱。

- 想定質問を含め「これだけ準備した」自信が鎧になる。想定した質問は受けなかったが、余裕の源泉にはなった。

- いかなるプレゼン・スピーチも、結局対話。"You are absolutely right"と言われ、望外の良い気分に。CEOたる人は相槌の打ち方、プレゼンターの乗せ方も一流。

- マトリックス組織にありがちな複数のボスからの異なる指示は、目的を見極め熟慮して冷静に対処。判断に困ったら、階級上位者の指令を聞く。

- CEOとはいえ、相手も人間。決めていたのは、アイコンタクトを絶対にこちらから外さない事。

- 今の組織に入った最大の理由「皆プロフェッショナルである」を強く再認識できた。これが最大の収穫。

- 「すべてのプレゼン・スピーチの目的は相手を動かす事」僕の信念は履行されただろうか。これからも常に問い続けたい。

理哉 藤野

2浪1留の末慶應義塾大学理工学部応用化学科卒業、一貫して外資系化学・医農動物薬受託企業日本法人でセールスエンジニアのキャリアを積む。

大学新卒で勤務した米系1社目、勤続18年余りで退職勧奨を受け、不本意ながら44歳で辞職。米系2社目に転職すると同時に「自身を磨き上げる」目的を行動に移す。ヘッドハントされて50歳から英系3社目に転職。販売困難な特殊技術を売る「最後の砦」のセールスエンジニアとして悪戦苦闘するも、2年後にポジションクローズを言い渡され(人生二度目の退職勧奨)、52歳の高齢で余儀なくされた転職活動を経て現在ドイツ系4社目に勤務。明確な目標を達成するため意欲的・刺激的な毎日を過ごす。

深く考える・読書・さまざまな自己啓発・趣味を通じて自身で構築したノウハウを礎に、3度の転職ですべて満足度と収入両方のアップを勝ち取る。1社目入社直後に受けたTOEICは430点。以後アウトプットを中心とした方法で「伝える英語」を習得、現在は業務英語を自在に操る。

宇都宮市の自宅から東京までの新幹線通勤歴27年、乗車総距離は地球40周に相当する。趣味は献血(339回)とランニング、フルマラソン完走31回(ベストタイム2時間58分31秒)。

千代田トーストマスターズ所属11年    

2022年ディストリクト76英語スピーチコンテストファイナリスト

国家資格キャリアコンサルタント

https://www.masafujino.com
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