ドイツのクリスマスマーケット
ドイツのクリスマスマーケットを初めて見ました。主張中唯一のオフ日だった昨日は午前中ケルンのライン川沿いを20kmランニング、午後はデュッセルドフルへ繰り出し買い物とクリスマスマーケットを楽しみました。
ドイツはほとんどの店が日曜日休みなので、土曜日は繁華街が混雑します。しかし、昨日の込みっぷりはこれまで体験したなかで一番でした。さすがクリスマスマーケット。気温は低くても、クリスマスを祝うために着込んで外へ繰り出します。
「今週で今年の仕事は終わり、来週から年始までは休暇」という人が大勢いました。確かにドイツ人は12月後半はほとんどの人が休んでいて、年始まで仕事を待たされます。
きっとクリスマスマーケットを楽しんで仕事は忘れているのですね。
たいていのモヤモヤは時間が解決してくれる
僕にはたまにモヤモヤする事があります。
この”モヤモヤ”というオノマトペ、ネガティブに使われますよね。
この対処法が最近歳をとって変わった、というのが今日のブログのテーマです。
何かモヤモヤする事があった時、若い頃は”自発的に”解決しようとしました。今思うと、ほとんどの場合それは失敗。放ってほいた方が良かったです。でも、若気の至りで放っておく事が出来なかったのですね。
今は“自発的に”解決を試みるエネルギーが失せたのかも知れません。感じている事は、たいていのモヤモヤは時間が解決してくれる、つまりは時間が経過するとモヤモヤしなくなっている、という事です。
皆さんはいかかですか?
プロトコル
“通訳”として二日間の仕事をこなしました、本職ではありませんが。
僕は「英語話法のプロトコル」が理解できているから仕事になったのだ、と気づきました。僭越ですが。
結論を最初に話す、背景理由は話さない(聞かれたら初めて話す)、英語のリズムで話す、口を大きく開けて話す(日本語を話す時よりも)…などなどを思い出します。
僕はスピーチをトーストマスターズクラブで経験しているのでわかるのですが、同じ人物でも話す言語が違うとキャラクターも異なります。とても興味深い事です。
僕もこれにあてはまり、英語を話す時の方がStraightforward、より直接的になります。
逆に日本語を話している時に感情が高ぶる事は稀です。それぞれの言語のプロトコルに近い気がします。
どうしてなんだろう…
為替を見るのが怖い
為替を見るのが怖いです。
僕の会社での仕事は、ドイツで製造する化学品の販売。ほとんどのお客様が€(ユーロ)建ての価格で購入します。本日の為替は1€あたり181円。僕がこの会社に入社した8年前はこれが120円だったので、日本円はユーロに対して50%も弱くなりました。先日史上初めて180円を突破したと思ったら、更に円安が進んでいます。
為替に対して僕は”祈る”事しかできません。僕は為替をコントロールできないので。
昨晩は、ちょっと軽い前菜と高級なハンバーガーを食べてケルシュビールを2杯飲んだら、約7,000円。この夕食に限って言えば、物価の肌感覚は日本の2.5倍くらいです。
僕はUSドル建て資産をある程度持っているので円安でそれが増えるのは喜ばしいのですが、仕事に限って言えばここまで円安が進むと頭が痛いです。
とにかく”一度会う”
今日のブログは機内で書いています。
今の会社で働いて8年になります。8年前に初めてドイツの本社に出張した時の心持ちを思い出しました。それは、いろいろな人にとにかく”一度会う”です。
今回の出張でも、これまでメールと電話でしかコミュニケーションがない人から顔合わせ目的のミーティング招待を受けました。嬉しい事です。
一度会っているか否か、でその人とのコミュニケーションの深度はまったく異なる気がします。一度でも会っていると、その人からEメールを受け取った瞬間に人となりを思い出します。それはその人の口調や声色、話の内容などです。
時々、一度も会ったことがないステークホルダーから ? と思うメールを受け取る事があります。「あなたとは会ったことがないけど…」とつぶやきたくなる、乱暴な言い方をすれば図々しい”メールです。
相手と一度でも会っていればこうは思わないでしょう。
こんな考えを持つのは僕だけなのかな…
同期会
今夜は、新卒で入社した会社の同期会があります。
世の中いろいろなコミュニティがありますが、同期会同窓会の類はあちらこちらで見かけますね。僕はその会社を19年足らずで辞めたので、誰とも利害関係がありません。
今夜の友人と最初に出会ったのはもう35年前。会うと他愛もない話ばかりします。
一方で、このような会には決して顔を出さない人も一定数います。10年くらい前だったでしょうか、僕が辞めたその会社の話で盛り上がっていた友人達がいて、翌年から数年行く気が失せた事がありました。
時間と、今夜の会はお金も使うので、少しでも気が進まないと「欠席」が選択肢になります。でも、今年は行こうかな、という気になっています。
なんとなく。
時差が苦手です
僕は旅行や出張は大好きなのですが、一方で時差が苦手です。特に地球の自転と反対方向の東向きに旅行した(日本から米国、欧州から日本など)直後の数日は、どう頑張って調整しても昼夜逆転、超早起きして午前中は眠れず、午後は欠伸ばかりして使い物にならなくなります。
昼間は外出して日の光を浴びる、夜はすぐ眠くならないよう過度の飲酒や過食は控える、など対策は怠っていない…筈なのですが、何度経験しても克服できません。苦手です。
初めて国際線の飛行機に乗ったのは40年くらい前、それまでは飛行機も大の苦手でしたが、なぜか克服しました。機内では眠れない、という人も多いようですが、僕は割とすぐ寝つけます。エコノミークラスのリクライニングしないシートでも。
飛行機の苦手は克服した。なので、時差もへっちゃら!になりたいです。
冬は好きです
日本は四季がある国ですね。僕は冬が割と好きです。
寒いのは着込めば何とかしのげるし、何より頭が冴えるからです。
たぶん、僕の思考力判断力は寒い冬の方が冴えているでしょう。
僕が今のドイツ企業に入って8年が経ちました。
入社翌月の2018年1月に、2週間ドイツへ出張しました。毎日毎日曇りか小雨、明るくなるのは朝8時過ぎで、夕方4時には真っ暗。晴れたのはわずか2時間。「これがヨーロッパの冬!」を体感しましたが、それでも僕の頭は冴えていました。
ヨーロッパの人は防寒対策を完全にして外出する人が多いですね。来週はクリスマスマーケットが始まります。幸運にも僕はドイツ出張のチャンスに恵まれました、楽しんで来よう。
Book donation
僕が5年前に自著を出版し何冊か自宅に持っている事は、このブログにも何度か書きました。
昨日から一泊旅行に来ましたが、今朝ランニングをした後車に常備してあるその自著を宿泊先ホテルのライブラリーに寄贈を試みました。フロントクラーク(F)とのやりとり。
僕: おはようございます。
F: おはようございます。
僕: お願いがあります。
F: はい。
僕: これ、僕が書いた本なのですが、ライブラリーに寄贈したいです。よろしいでしょうか。
F: ありがとうございます。本の副支配人が選定することになっておりますので、いったんお預かりします。
僕: ありがとうございます、お願いします。〇号室の藤野と申します。
F: 〇号室の藤野様ですね、畏まりました。
他のホテルや食事処でも同じ事をした事があります。黙って置いて帰った事もあります。
大抵すぐに置いて下さいますが、今日のような対応は初体験でした。
何年か後に来るのが楽しみです。
2025年を振り返る
今日は2025年を振り返ります。
Overall speaking, it was a fluctuating year.
4月 定年後再雇用(6月以降)の条件提示、給与・労働日共に定年前の50%
4月 糖尿病発症
5月 体重10kg減
6月 起業、会社業務50%と半々
7月 体重元に戻る
9月 ベルリンマラソン7時間近くかけて”完走”
9月 念願のオシフィエンチム訪問
12月 何とか生き永らえている
いい事も悪い事もありました。
2026年にしたい事は、
- 起業業務を収益化する
- フルマラソン3時間15分まで走力を戻す
- モヤモヤしている「会社業務50%」をスッキリさせる
2025年を振り返る、と言いながら、会社業務では来週正念場が控えます。うまく行くでしょう。
本音を言う
本音を言えない組織は滅びます。
これは僕の60年の人生経験から確信を持って言えます。
個人が組織で本音を言えなければ、その人はその組織で幸せに過ごすことはできません。
これは仕事でもプライベートでも一緒、家庭にもあてはまります。
言いたいことを言い放てばいい、訳ではありません。大人なら言わずに飲み込む、あるいは我慢する事も時には必要でしょう。
オブラートの厚みや質はいろいろあれど、包んで言いたい事を言うテクニックは大切です。
僕には「本音をどう言おうか」ひたすら考えている事があります。前向きに、証拠を集めて、事実を話す。そして一番大切なのは僕の考え、感情です。
言った後どうなるか、はどうでもいいかな。大切なのは「本音を言う」事。
Decisiveness
Are you decisive?
反対語はIndecisive
その人がdecisiveか否か、は一緒に食事に行けば大体わかります。
さっさと決めて注文する人はdecisive、注文するまで時間がかかる人はIndecisiveです。
「悩む」事の多い少ない、でも判別できるでしょう。
“Bad decision is better than no decision”
と言った米国人エグゼクティブがいました。へぇー、と思いました。
殊プロフェッショナルなビジネスの場面ではdecisiveである方が何かと物事がスムーズです。
ポーカーフェイス
ポーカーフェイス、がいいのか悪いのか。
TPOにもよるでしょうが、利害関係がからむ(僕はすぐこうして考える悪癖があります)場面では、ポーカーフェイスがいい気がします。
一方、感情表現が豊かで前向きな人の多く(尊敬できる人、僕が好きな人です)は、喜怒哀楽をわかりやすく表すので、ポーカーフェイスではないです。
ある友人が自己紹介で「コミュニケーションのバーバルとノンバーバルに乖離がある人は苦手」と言っていたのを思い出しました。ポーカーフェイスな人の事でしょう。
今僕はメンタリングやコーチングを学んでいるのですが、話相手のノンバーバルコミュニケーションから本音を想像するのが苦手です。僕は文字によるコンテンツコミュニケーションが得意なので、“行間を読む” “表情から読み取る” コンテクストコミュニケーションが不得手です。
上手なメンターにポーカーフェイスは不要、僕の課題はここだな
「何とか言えよ」、僕?
今朝は、たまにある「前夜早く寝すぎて超早起き」し朝食を取りコーヒーを飲んだあとこのブログを書いています。午前3時30分。
何か気になっている事がらみのありえない悪夢で起きる事も時々あります。
頭が冴えわたっていて、いろいろなアイデアや記憶が頭をよぎる。
今日の話題は、学生時代にある交渉で相手から言われた
「何とか言えよ」です。
僭越ながら僕は交渉が得意、だと自負しています。そのTipsはいろいろありますが、極意の一つは「手の内を見せない」つまりは「喋らない」事です。
何かを聞かれて、あるいはそうでなくても、僕は沈黙を意図的に使います。概ね日本人はこれが苦手ですね。トーストマスターズのスピーチでも、「藤野さんは間の取り方が上手い」と褒めていただいた事もあります。
喋らずに微笑を浮かべているので、「何とか言えよ」とか「笑ってんじゃねーよ」とよく言われました。それを聞いた僕は、「何か言わなくてはいけないのかな?」「黙っているのも交渉術だよ」などとうそぶいていました。ただ、若かりし頃は良く言われましたが、歳を取ったら減りました。理由は、コミュニケーションがタテだからかな、と思います。
ヨコの関係、すなわち上下がない関係でコミュニケーションをすると、「何とか言えよ」などという命令形で何か言われる事はありません。今僕が学んでいるメンタリングのディープカンバセーションでも、このようなケースではある別のテクニックが推奨されます。
僕の本を図書館に寄贈します
2020年2月、自著を出版しました。
僕はこれをいろいろなところに”名刺代わり”として持参し、人や施設に差し上げています。自宅から最も近い宇都宮市立東図書館にも寄贈し、棚に収まっています。
紙の本は1,000冊刷って、たぶん650冊くらい売れました。おおよその残り在庫が出版社に170冊・自宅に150冊あります。電子版も後から出版し、100冊くらい売れました。
このブログを読んで下さっている方でもし図書館関係者の方がいらっしゃれば、僕の本を寄贈します。連絡下さいませ。

