本社がこう言っている
外資系で生き残るTipsを昨日に続いて披露します。
今日は浪花節的な日本のお客様を説得する場合です。
ここでは、自分が考えたアイデアでも「ドイツ(前職の場合は英国、前々職の場合は米国)本社がこう言っている」と言い切ります。
僕の給料の原資は、お客様が支払って下さる商品・サービスの対価です。
その一方で、僕の生殺権を握っているのは海外本社のボスです。
“Cultural Buffer“の僕は、時に日本の顧客の肩を持ち、また時には海外本社の指示命令の代弁者になります。このバランスをいかに取るか、が醍醐味であり恐怖でもある(誤ると首を切られる)のですが、何とか60歳を迎えるまでわずか?二度の首切りで切り抜けた僕は幸せ者でしょう。