ドイツ人から学ぶ休暇

昨日は、初めて来日したドイツ人友人カップルのツアーアテンド@浅草。着物を着てもらって散策。

楽しんでくれたようで嬉しかった。そして二人からいつもの如くインスパイアされたのが、休暇に対する考え方。ヨーロッパ人とこの話題で話すと大体同じ話の流れになります。

このカップル、3週間の休暇を取得して日本に来ています。予定を聞くと、東京6日間→金沢→大阪(万博含む)→広島→京都→高野山と回るそうで、東京より北の東北北海道に行く時間がない事を残念がっていました。何たるエネルギッシュさ。

三週間の休暇が羨ましいと僕が話すと、「日本人は何日休暇があるのか」「なぜ皆長く休まないのか」と聞かれ、しょーもない職場の同町圧力のせいにしている自分が情けなくなります。

そんな”休めない日本”を改革する本を僕がいつか書こう、と思っていたのですが、その希望を打ち砕かれる素晴らしい本に一昨年出会いました。「休暇のマネジメント」https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R1NEU5AQUUDNUI/ref=cm_cr_arp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=4047373397  リンクはAmazonに買いた僕の書評です。こんなに素晴らしい本があるので、僕が書く本など取るに足らない。それほど感動した本でした。

「日本は違うよ、真似するのは無理だよ」と結論付けるのは簡単ですが、その反論となるフランスの国を挙げた気合いを入れた施策の数々を突き付けられると、ぐぅの音も出ません。

6月から僕の会社業務は月10日、これまでに半分になります。この本をもう一度読み返して、秋には長い休暇を取得しよう、と計画しています。昨日会った二人のドイツ人のように。

理哉 藤野

2浪1留の末慶應義塾大学理工学部応用化学科卒業、一貫して外資系化学・医農動物薬受託企業日本法人でセールスエンジニアのキャリアを積む。

大学新卒で勤務した米系1社目、勤続18年余りで退職勧奨を受け、不本意ながら44歳で辞職。米系2社目に転職すると同時に「自身を磨き上げる」目的を行動に移す。ヘッドハントされて50歳から英系3社目に転職。販売困難な特殊技術を売る「最後の砦」のセールスエンジニアとして悪戦苦闘するも、2年後にポジションクローズを言い渡され(人生二度目の退職勧奨)、52歳の高齢で余儀なくされた転職活動を経て現在ドイツ系4社目に勤務。明確な目標を達成するため意欲的・刺激的な毎日を過ごす。

深く考える・読書・さまざまな自己啓発・趣味を通じて自身で構築したノウハウを礎に、3度の転職ですべて満足度と収入両方のアップを勝ち取る。1社目入社直後に受けたTOEICは430点。以後アウトプットを中心とした方法で「伝える英語」を習得、現在は業務英語を自在に操る。

宇都宮市の自宅から東京までの新幹線通勤歴27年、乗車総距離は地球40周に相当する。趣味は献血(339回)とランニング、フルマラソン完走31回(ベストタイム2時間58分31秒)。

千代田トーストマスターズ所属11年    

2022年ディストリクト76英語スピーチコンテストファイナリスト

国家資格キャリアコンサルタント

https://www.masafujino.com
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