夏合宿
https://www.masafujino.com/blogsinglecolumn/f6397tj88fnk338cx2pza4ybp998al
6/2のブログに、僕が糖尿病になった事を書きました。
あれから2か月半、体重や筋力(懸垂の回数)は完全に発病前に回復しました。1日3回注射するインスリンのおかげです。
一方、ほぼライフワークとなっているマラソンの走力は、8割回復でしょうか。
ちょうど一か月後の9/21にベルリンマラソンを走ります。そこで満足できるパフォーマンスを発揮するため、明日から3日間所属するランニングクラブ・ポポロACの夏合宿で走り込み、高地トレーニングです。
夏合宿に参加する最大の目的は「仲間と走る」です。
僕はほぼ一人で走りますが、これは精神の鍛練には有益とわかっていますが、一方で退屈です。マラソンなど長距離のランニングでは必ず「苦しい」場面に遭遇しますが、そんな時仲間の存在は偉大です。
プレゼンテーション
このブログを読んで下さっている方、プレゼンテーションは得意でしょうか。
概して、日本人は欧米人と比較して苦手な人が多いように思います。その原因は、僕の見るところ、間違いなく「練習不足」「場数不足」です。
一昨日と昨日、会社でプレゼンテーションの機会がありました。昨日の本番前には、意見が一致したある人と事前のリハーサルを行い、フィードバックをし合いました。
パワーポイントのスライドを作成したら、次は読み原稿を作成しますか。
僕はそうはしません。読み原稿を作成する時間の余裕があったら、誰かの前でプレゼンテーションのリハーサルをします。
昨日僕のプレゼンテーションを聞いたある人から、「一つの舞台公演を見たような気持ちです。プレゼンってあそこまで人を魅了できるものなのですね。」という嬉しい感想をいただきました。
PushとPull
マーケティング用語にPushとPullというのがありますね。
「製品・サービスを売る」というゴール・目的を達成するために、時と場合により使い分けるべき、とのガイダンスをよく目にします。同意します。
僕が6月に起業したサービスは、ニッチなターゲット顧客にどうアピールするか、が問われます。そのためには、ある程度Pushする事が必要でしょう。
一方で、「自分の頭でよく考える」をモットーとする僕は、何かをPushされると忌避を感じます。要するに、売り込まれるのが苦手なのです。
起業して2カ月半、当初の思惑通りに進まない事が多々あります。しかし、絶対に決めていることは「継続する」。ランニングやこれまでの人生で培った僕のポリシーです。
自分を褒めよう
マラソンランナーの有森裕子さんが、バルセロナ五輪で「自分を自分を褒めたい」と言ったのは、感動しました。僕にもたまにはこういう事があります。
今日は、早起きして長距離を走る心づもりでした。でもちょいと朝寝坊。朝食をいただき、家事をこなしたらもう9時。
迷いましたが、走りました。標高約550メートルの日光駅付近まで1時間のドライブ。標高1,085メートルの大笹牧場まで往復42km…と思いましたが、まだそこまでの走力はありませんでした。牧場の5kmくらい手前で土砂降りに見舞われたので引き返し、往復32km。7/13にはラン友3人に引っ張ってもらって同じコースを走りましたが、今日はぼっちラン。まぁ、合格点でしょう。
朝寝坊したけど予定の長距離ランをこなした。
ぼっちランで30km走れた。
以上2点で、今日は自分を褒めよう。
交代で休もう
「交代で休もう」というタイトルで本を出版したい、と思っていました。
僕は外資系4社(米米英独)で計34年半働き、世界中の人の働き方休み方を見ました。
日本人と対極にあるのが今働いている本社のドイツをはじめとするヨーロッパの人、彼ら彼女らは休み方が上手です。ある意味これは自分にとっても都合が良いのですが、10年くらい前から僕は外国人上司の下ほぼ”一人で”働いている環境のため、代わりに仕事をする人がいません。なので、なかなか「よだれを垂らすほどリラックスして休む」ことができません。とはいえ、この34年間お付き合いしている日本のお客様と比較すると、随分休みを取りやすい環境にある幸せ者です。
日本の社会は「所与性」がまだまだ支配しているように感じます。「所与性」とは、変化を嫌い、現状を良しとする考え方や性質の事です。この性質は、「僕は働いているのにあの人は休んでいる」との、日本人に多くみられる理不尽な嫉妬に通じます。なので皆一緒に休むので、繁忙期の年末年始・ゴールデンウイーク・お盆休み時期は、どこもかしこも混雑します。
なので僕は声を大にして言いたい。
交代で休もう。
僕は9月に10日間の休暇を取ります。
褒められて嬉しかった事
僕は二度の退職勧奨に代表されるように割といじめやパワハラを多く受けていたのですが、褒めてもらえた事もたまにはあります。
5年間に出版した僕の本に対する書評で、このようなものがありました。嬉しかったので公開します。https://amzn.to/2GpKdX0
これ系の本は「知らない人はいない名門大学からグローバル大企業で日本法人の社長を任されてうんぬん」のような経歴の方が多く「いや再現性ないしすごすぎて参考にならんよ」みたいな感じなのだが、著者はすさまじい実力はあるうえで何か親しみのようなものを感じさせて良い。
外国人のボス
外国人のボスを持つと、日本人のそれとは違ういろんな事に遭遇します。僕はそんな環境になって早7年余り。
すこぶる快適なのは、相性の極めて悪い日本人からの実にくだらない、しかも「じゃあ俺にどうしろって言うのよ」が欠けた、マイクロマネジメントな指示がない事。そもそもボスとは物理的に離れていて多くてもオンラインで月4時間しか話をしないし、国籍が違えば“文脈”も異なるので指示指令は明確でSMART(not vague)、本音で生きるこの僕には総じて快適な仕事環境です。
しかーし。先日久しぶりに遭遇しました。!(ビックリマーク)がついたボスからのメール。タイトルで何を言いたいのか即座にわかりました。
これまでこの類の指示(please がついていて決して命令はしません、ここに僕に対する尊厳を感じます)は2種類に大別されます。①xxをしなさい と ②xx をやめなさい 今朝のは②でした。
数年前からでしょうか、僕は自分でルールを決めました。①だったら猛省するけど②なら自分を許す。だって僕は”やり過ぎた”のですから。
イノベーションは②からのみ起こせる、と信じてます。
子供たちから教わったこと
先週いただいた休みで、子供に接する機会がありました。人様のお子様です、自分の娘ではなく。
改めて思い返すと、以下のことを子供たちから教わりました。どれも当たり前のことのようですが、印象深いので記録します。
皆素直
親の鏡
本気でかかわると、本気で返してくれる
またどこかで会いたいな。
馬が教えてくれた大切なこと
今朝は馬を引いて6kmを走りました。汗だくです。
…と書くと簡単に聞こえるかも知れませんが、さもありなん。三頭の馬を代わる代わる引きましたが、思わぬところで止まって頑として動かない馬、突然道端の草を食べ始める馬、僕の歩幅に走りを合わせてくれる馬、などいろいろでした。
馬たちは大切なことを僕に教えてくれました。ここには書きません、今夜の千代田トーストマスターズクラブ第452回例会でスピーチします。
とても良い夏休みでした。
終わって欲しくない本
ある友人と本の話をしていました。
どんな本が好きか
感動した本はどれか
なぜ本を書いたか
などなど。
そして「最も感動した本はどれか」の話になり、相方はある本を「終わって欲しくない本だった」と表現しました。「いつまでも読み続けていたい」ほど面白かったのですね。
そのような本に出会った事は、僕にはまだありません。
この先の人生で、費やす時間を増やしたい最たるものが読書です。
「終わって欲しくない本」に、僕も出会えるかな。

